工場って本当にきれいな職場なんですか!?

工場って本当にきれいな職場なんですか!?

愛知県豊橋市に人材派遣会社を営み、キャリメリFactoryを運営しています「株式会社サンキョウテクノスタッフ」です。

ブログ形式で「派遣のお仕事情報」や「初めて派遣で働くひと」のお役立ち情報を定期的に配信していきます。

さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。

今回のテーマはズバリ『工場って本当にきれいな職場なんですか!?』ということでお伝えしていきたいと思います。


3Kから5Sへ。華麗なる変身を遂げた現代の製造業

皆さんは「製造業」と聞いてどのような連想をされるでしょうか?

鉄の切削片が舞い火花が散る、夏は暑く冬は寒い「きつい(KITSUI)」「きたない(KITANAI)」「きけん(KIKEN)」な「3K」が揃ったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

はたまた年配の技術者達が生涯をかけて会得した技術を使って、薄暗い中で黙々と作業をするようなイメージでしょうか。


製造業について知識の無い方や、若い方は今も昔と変わらない3Kのイメージを持っている方も多く、実際に新卒の製造業への志望度が低いのも3Kのイメージが強いからだそうです。

しかし最近の工場といえば…

床は明るい空色に塗装され、工作機械や機械工具が整然と陳列されております。

さらに工場内は加工に最も適した室温になるよう常時設定されており、快適な気温環境で勤務することができます。

また、製造業では通常、灰色などくすんだ色の作業着を着ることが多いですが、従業員・技術者の方達が洗練されたユニフォームを導入している企業やメーカーもあります。


なぜ工場が先ほど述べた変貌を遂げたかというと、1980年代に製造業の専門誌にて紹介された『5S』という言葉でした。

5Sとは工場をはじめとする仕事現場において重要な『整頓(Seiton)』、『清掃(Seisou)』、『清潔(Seiketsu)』、『整理(Seiri)』、『しつけ(Sitsuke)』の5つの要素の頭文字をとった言葉として作られた造語です。


『5S』という言葉が製造業界において非常に重要かつ、結果的に企業の成長へ導くものとして各企業導入したことが始まりとなりました。


工場で唱えられている『5S』とは

工場のような数百人規模、多数の従業員が同時に作業を行うような職場に勤務したことがないという方の中には、そもそもこの5Sがなぜ重要視されるのか分からないかもしれません。

しかし工場を正常に稼働させる上で、特に『5S』は必要なルールといえるでしょう。

まず整理ですが、安全と品質を確保するためには必要最低限のものしか置かないことが基本となります。それ故に、職場に本当に必要なものを明確にした上で、不要なものを排除することが重要になります。

次に整頓ですが、整理によって明確になった必要なものが、決められた場所に、使いやすいように置かれている状態にすることを意味しています。

これは、安全・品質・生産性の確保には必要不可欠な状態であることには異論はないと思います。


また、清掃ができていない職場(設備や治工具、倉庫から机の上まで)では、安全面や品質面はもちろんのこと、保全の観点からも本当に納期が守れるかという不安を抱かせてしまいます。

5Sとは、あくまでも安全性・品質・生産性を向上させて、広く職場環境の改善を図る上で重要な最低限の基準としてもけられており、その基準をクリアできない現場は、取引先や社会からの信用度が下がってしまいます。

それ故、現代の工場は一昔とは違い、労働環境に配備した『きれいな職場』となってきております。

最後に…

中でも特に新しくできたばかりの施設や工場は『5S』や『安全面』、『労働環境』に着目して非常に勤務しやすい環境が整った工場がほとんどです。

工場勤務の在り方が変わってきている今、新しく製造業のお仕事をスタートしたいという方はぜひ注目して頂ければと思います!


今回は『工場って本当にきれいな職場なんですか!?』について特集をさせて頂きました。

皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪

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